瓦屋根

瓦の魅力

こんなにあります。瓦の魅力

安全性隠された瓦の秘密”防災構造”

使用されている粘土瓦は、8割以上が防災瓦。写真の様に、瓦と瓦が噛みあうのが防災瓦です。
強風による浮き上がりや地震によるズレを防ぎます。
粘土瓦は台風にも地震にも強い、安全な屋根を作っています。


1,50年に一度の強風に耐える

屋根が受ける大きな外力は、おもに地震と風の力は、かなり大きな地震力をも上回る脅威です。
最新ガイドライン工法では建築基準法に沿って、50年に一度の強風にも耐えられるよう設計されています。
一報で地震力は、屋根の棟部に大きく作用します。そこでガイドラインでは滑部に1Gの地震力に耐える強さを持たせています。これは阪神・淡路大震災クラスの地面の揺れに匹敵する揺れの強さです。

2,住むなら丈夫な家がいい

丈夫な家=重い家=瓦屋根の家 建築基準法では「重い建物」「軽い建物」もそれぞれ重さに応じて設計されるので完成した家の耐震性は同じになります。 ですが重い建物の方が柱・筋交い・壁が多く自身の揺れに対して余力が生まれるのです。 「軽い建物」は作りやすいし、費用も多少は抑えることができますが、それは壁や柱を省略するのと同じことです。 建築基準法では「重い建物」「軽い建物」は屋根材によって分類されます。 瓦屋根にすることにより「重い建物」となり、それにあった柱・壁を作ることで揺れに対する余力を作るのです。 近年の大地震で金属の軽い屋根はもちろん大きなマンション、高速道路が倒壊している中、 瓦屋根の家が倒壊せずに残っているのを目にした方も多いのではないでしょうか。

強さのヒミツ「ガイドライン工法」

瓦屋根が耐風にも地震にも強いヒミツは「ガイドライン工法」 かつては粘土で葺き固めていた瓦を、ガイドライン工法では釘や銅線、金具類を使って躯体と緊結します。 このガイドラインは平成13年に業界の基準として策定されました。確認されている耐震性能は、地震の影響を受けやすい「棟部」の場合で1G(980ガル)です。

快適性瓦自体の断熱性+瓦葺き工法の通気性

■粘土瓦と化粧ストレートの小屋裏温度比較

夏は、直射日光にさらされる屋根はとても高温になります。外気温が35度のとき、屋根材の表面は60~70度になり その熱が小屋根に伝わります。断熱材が不十分だと2階の部屋がエアコンが効かないほどの暑さになってしまいます。

1,瓦は7~8度も気温を下げる

金属や化粧ストレートなどの他の屋根材と 比べ、粘土瓦は素材自体、工法自体の断熱 性が高いのが特長です。 小屋根(天井から上)の温度上昇を抑え、それだけで7~8度も小屋根の温度が低くなります。 夏場に2階が暑くてたまらない場合、金属や化粧スレートの屋根を粘土瓦の屋根に葺き替えるだけで、 「涼しくなった」と実感できます。

2,冬は暖かい粘土瓦

逆に冬場、瓦は暖房の替わりにもなります。日中に瓦に蓄えられた熱が日没後の温度低下を緩やかにしてくれます。瓦屋根は「夏涼しくて冬暖かい」屋根材といわれます。瓦屋根は冷暖房の負荷軽減にもつながるエコな屋根材です。

3,空気層は結露防止に

瓦裏面の空間は、断熱効果の他にも大きな役割を果たします。そこから水分を放出し、建物を傷める大きな原因「結露」を防止しています。

結露防止のヒミツ

過剰な湿気は木を腐らせてしまいます。特に木造建物では適切な湿気コントロールが必要になります。 湿気は雨だけではありません。日常生活において常に発生し、温度とともに屋根の方に上がります。 瓦屋根の場合、野地板と瓦の間の空気層が通路となり、瓦の隙間から湿気を逃しているのです。 瓦屋根には長い間の知識と経験が凝縮されています。

経済性メンテナンスが容易で、塗り替え不要

「瓦がお得」な秘密は、素材や色の耐久性とメンテナンスの容易さ。
他の屋根材と比較すると、築10年後、20年後のメンテナンス費用がほとんどかかりません。屋根工事店の定期的な点検は任せておけば尚安心です。

1,素材の耐久性

土を焼しめた瓦素材は、とても安定した物質です。紫外線による劣化やサビによる腐食などはありません。外装材として極めて高い耐久性をもっています。

2,色の耐候性

粘土瓦が他の屋根材と違う点の一つは「塗装していない」ということです。 どんなに良質な塗装を施しても太陽が発する紫外線は塗装を劣化させていきます。そして長年のうちには"雨に流され塗装が落ちてしまいます。" でも粘土瓦は、釉薬を焼きつけたり、燻化により単度膜を作って色を出していきます。炭素膜の色は経年変化をしますが、「塗装が落ちる」ことはありません。

3,1枚から差し替え出来る

粘土瓦は約30cm四方のパーツです。アンテナ工事やソーラー工事の屋根上の作業でも瓦が割れてしまっても1枚から差し替えが可能です。

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